Research Cruises and Fieldwork

Marine Research Expeditions and Deep-Sea Exploration

本サイト管理者(横瀬久芳)は、1980年代から現在に至るまで、海洋地質学・海洋火山学・プレートテクトニクス・深海地形学を中心とした研究航海に継続的に参加してきた。調査海域は、西部太平洋、フィリピン海、マリアナ前弧域、琉球弧、ハワイ諸島周辺など広範囲に及び、日本国内外の研究機関と共同で数多くの海洋観測・試料採取・海底地形調査を実施している。

特に、東京大学海洋研究所(現・大気海洋研究所)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、長崎大学、鹿児島大学などの研究船共同利用航海において、首席研究者あるいは航海代表者として多数の調査を主導した。使用した研究船には、白鳳丸、淡青丸、新青丸、なつしま、長崎丸、かごしま丸など、日本を代表する海洋調査船が含まれる。有人潜水調査船の深海6500に実際乗船し、ハワイ島沖水深3500m前後の深海底調査を3回とマリアナ弧沖水深3000m前後の深海底調査を3回実施している。

研究テーマは、マリアナ沈み込み帯における蛇紋岩化作用や前弧テクトニクス、フィリピン海の構造発達、海底火山活動、海底熱水活動、島弧形成過程など、海洋プレート境界域のダイナミクス解明に重点を置いている。また、ニホンウナギの産卵海域形成に関する白鳳丸航海など、生物海洋学・海洋環境研究にも参画している。

さらに、海底地形の国際命名事業にも携わり、IHO-IOC/GEBCO海底地形名称小委員会(SCUFN)において、「奄美カルデラ群(Amami Calderas)」「雷神海山(Raijin Seamount)」「風神海山(Fujin Seamount)」など複数の海底地形名称を国際登録した。これらの成果は、日本周辺海域における海底地形学および海洋火山研究の基盤整備にも貢献している。\n\n加えて、1986年にはケニア・サンブルヒルズにおける人類考古調査にも参加しており、地球科学・地形学的視点を基盤としたフィールドワークを海洋から陸上調査まで幅広く展開している。

主な航海と陸上調査の内容